豊平消防団消防総合訓練大会に出席いたしました。地域防災の要である消防団を、政治の力で支えていかなければなりません。
日本の消防団は世界に類を見ない地域防災組織です。日本の消防署員が約16万人に対し、消防団員は約84万人、約2,200団あり、地域防災の要として活躍して頂いている消防団員は地域の誇りでもあります。
最近は消防団員数が減少する一方で、女性消防団員数は年々増加しており、全国の72％の消防団が女性を採用しています。ここ豊平区では５８名と約半数弱が女性団員だそうです。
女性の持つソフトな面をいかして、住宅用火災警報器の普及促進、一人暮らしの高齢者宅の防火訪問、住民に対する防災教育及び応急手当の普及指導等においては、特に女性消防団員の活躍が期待されています。
また、幼少・少年消防クラブ（BFC）は、災害時において最低限必要な生命・身体保護の習得や、火災は、どのように起きるのかを学んだり、規律訓練や放水訓練、救助体験などの各種訓練を行ったり、消防署や消防車両の見学を通じて消防の仕事を学ぶほか、野外研修、防火パトロール、ボランティア活動など、地域に密着したさまざまな活動をしています。
これからも国民の財産である消防団を、政治の力でしっかりと支えていかなければなりません。
